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日用品の気候インパクトを追跡するスーパーマーケットのショッピングアプリ
17 7月 2020
日々の買い物の中で、気候変動に配慮した消費行動をとりたくとも、判断をするための情報を入手することは容易ではありません。これに対し、デンマークのスーパーマーケット団体Coopでは、商品の生産から加工・流通や廃棄までの過程で生じる気候影響(Climate impact)を可視化する機能をスマートフォンアプリに実装しました。Coopではもとよりショッピング用のアプリを提供していましたが、ここに「グリーンボタン」と呼称する新機能として実装される形になります。
デンマーク国民による気候影響は、その約20%を食品等の消費に由来するとされており、本アプリはこの影響を縮小することに貢献できると期待されています。
アプリ内で「グリーンボタン」をタッチすることにより利用者が享受できる機能は、下記のようになっています。
- Coopでの購入行動から生じる自身の気候影響
- 最も大きな気候影響を持つ商品の確認
- 同年の日用品購入から生じる気候影響
- Coop利用者の平均との比較
- 気候影響を配慮した行動に関する情報や提案
出典(英語):