熱供給と冷暖房

エネルギー効率の高い冷暖房の取組みはデンマークのDNAに深く根付いています。デンマークは1979年に初めて熱供給法を発令し、2017年には64%ものデンマークにおける家庭が地域熱供給に接続されており、世界一エネルギー効率が高い国と言われることに貢献しています。

地域熱供給

地域熱供給は、冷暖房・給湯の個別供給に比べて集中的に熱を作りそれを供給することにいかに価値を生み出せるかが重要になってきます。簡単に言うと、地域熱供給システムは熱を温水として生産箇所から需要側へと届けます。このシステムの効率は、温水・冷水の生産、熱供給網での熱損失の回避、そして消費者側における効果的なエネルギー利用の3つからなります。

熱電併給・コージェネレーション

熱電併給(コージェネレーション/CPH)プラントにおける、電・熱エネルギー効率は最大90%以上に達し、特に人口の多い都市などに向け効率的でコスト効率の高い熱を供給することができます。地域冷暖房は再生可能エネルギーを含むさまざまなエネルギーを有効利用することができ、柔軟でエコなエネルギー生産を可能にしています。地域暖房と同様に地域冷房はCO2削減に絶大な可能性を持っています。コペンハーゲンの地域冷房システムでは、港からの海水を利用しています。

冷暖房をすべての人に

100年以上にも渡る熱供給における経験を活かし、デンマークは地域冷暖房と廃棄物をエネルギーに転換させる分野において世界を先駆けてきました。その技術、ソリューション、そしてノウハウはエネルギー効率の良い地域冷暖房システムを捜し求めている国にとってのインスピレーションとなります。

未来へ、デンマークとともに